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■トニーノ・グエッラ(脚本)
『情事』(60)以降のアントニオーニ作品に、共同脚本家として名を連ねてきたグエッラは、イタリアの伝説的な脚本家であり、小説家、詩人としても知られている。アントニオーニ作品以外の代表作は、フェデリコ・フェリーニ監督の『フェリーニのアマルコルド』(74)、『そして船は行く』(83)、『ジンジャーとフレッド』(85)、フランチェスコ・ロージー監督の『黒い砂漠』(72)、『予告された殺人の記録』(87)、ヴィットリオ・デ・シーカ監督の『ああ結婚』(64)、『ひまわり』(70)、テオ・アンゲロプロス監督の『シテール島への船出(83)、『霧の中の風景』(88)、アンドレイ・タルコフスキー監督の『ノルスタルジア』(83)、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の『みんな元気』(90)、『夜ごとの夢/イタリア幻想譚』(91)など。これまで、アカデミー脚本賞には、『カサノヴァ70』(65)、『欲望』(66)、『フェリーニのアマルコルド』の3作でノミネートされ、『シテール島への船出』でカンヌ映画祭の脚本賞を受賞している。
■マルコ・ポンテコルヴォ(撮影監督)
『アルジェの戦い』を手がけた著名な撮影監督ジッロ・ポンテコルヴォを父に持つ。フランチェスコ・ロージー監督の『遙かなる帰郷』(96)で、撮影中に急逝したパスクワリーノ・デ・サンティスの後任として撮影監督デビュー。以降、映画、短編、TVなど、20本近い作品の撮影を手がけている。2003年には、短編『Ore
2: Calma piatta』で監督デビューも飾った。
■クラウディオ・ディ・マウロ(編集)
1984年から、50本以上の映画、TVの編集を手がけているベテラン。アントニオーニ作品は、『愛のめぐりあい』(95)の編集を担当した。2001年の『L
Ultimo bacio』で、イタリアのアカデミー賞に相当するダヴィド・デ・ドナッテロ賞の編集賞を受賞。その後、『Ricordati di me』('03)と『Che
ne sara di noi』('04)でも同賞にノミネートされている。
■ラファエル・ベルドゥゴ(製作)
フランスを本拠地とするロワーシー・フィルムズのオーナー兼社長。製作に名を連ねている作品に、『Slogans』(01)、『Respiro』(02)、『Le
Chien, le g始屍al et les oiseaux』(03)、『Mes enfants ne sont pas comme les autres』(03)などがあり、『めぐり逢う朝』(91)、『伴奏者』(92)、『愛を弾く女』(92)、『パパってなに?』(97)などの製作にも携わってきた。
■ステファーヌ・チャルガディエフ(製作)
『愛のめぐりあい』(95)でアントニオーニとコンビを組んだ。これまでの主なプロデュース作品に、ジャック・リヴェット監督の『Out 1』(71)、マルグリット・デュラス監督の『インディアン・ソング』(74)、ブノワ・ジャコー監督の『L
Assassin musicien』(76)、ロベール・ブレッソン監督の『Le Diable probablement』(77)、トニーノ・グエッラ脚本のアニメ『Le
Chien, le g始屍al et les oiseaux』(03)などがある。
■ドメニコ・プロカッチ(製作)
現在のイタリア映画界を代表するプロデューサーのひとり。ダヴィド・デ・ドナッテロ賞には、2000年から2004年まで連続でノミネートされ、『LUltimo
bacio』(01)と『Respiro』(02)で2度プロデューサー賞を受賞した。その他の代表的なプロデュース作品は、『青春の形見』(87)、『殺意のサンマルコ駅』(90)、『ザ・ブロンド』(93)、『アブノーマル』(94)、『クワイエット・ルーム』(96)、『DUST
ダスト』(01)、『剥製師』(02)など。ジャン=フィリップ・トゥーサン監督の『アイスリンク』(98)と、サマンサ・ラング監督の『ポエトリー・セックス』(00)では共同製作を手がけ、エミール・クストリッツァ監督の『SUPER
8』(01)では製作総指揮を手がけた。
■ジャック・バール(製作)
50年以上のキャリアを通じて、80本以上の映画とTV作品をプロデュースしている。代表作に、『太陽にかける橋』(61)、『冬の猿』(62)、『地下室のメロディ』(63)、『危険がいっぱい』(64)、『泥棒を消せ』(65)、『サン・セバスチャンの攻防』(68)、『危険なめぐり逢い』(75/製作総指揮)、『恋人はパパ/ひと夏の恋』(93)などがある。
■ロレンツォ・マットッティ
1954年イタリアのブレシアに生まれ、現在はパリに在住。ヴェネチアで建築を勉強したのち、70年代にコミック・ブックを作り始め、さまざまな作家たちとコラボレート。86年の「Fires」で国際的な評価を獲得し、数々の賞を受賞した。以降、イタリアを代表するアーティストとして知られ、その作品は、しばしばニューヨーカー誌の表紙を飾り、ヴォーグ誌やル・モンド誌にも掲載されている。たくさんのポスターも制作しており、とくに2000年のカンヌ映画祭と、ユニセフ&アムネスティ・インターナショナルのものはよく知られている。93年に出版されたイラスト・ブックの代表作「Eugenio」は、ジャン=ジャック・プルネによって37分の映画になり、世界中のテレビで放映された。
■カエターノ・ヴェローゾ
現代ブラジル音楽を代表するシンガー・ソングライターとして知られるヴェローゾは、詩人、映画監督、活動家としても知られている。生まれは、1942年、ブラジル北部のバイーア州。60年代の半ばから音楽活動を始め、ジルベルト・ジルらと共にトロピカリズモの運動に参加。初のソロアルバムをレコーディングしたのち、69年、ジルと共にロンドンへ亡命。72年にブラジルへ戻り、アルバム「トランザ」をリリース。以降、次々とアルバムをリリースし、現代ブラジリアン・ポップ・ミュージックの源流と呼ばれる存在になった。とくに、89年にリリースされた「エストランジェイロ」は、伝統的なラテン・アメリカの音楽と、ロック、ボサノヴァを融合させた名盤として知られている。映画とも関わりが深く、『オルフェ』(99)などの映画音楽を担当。また、ペドロ・アルモドバル監督の『トーク・トゥ・ハー』(02)では劇中に出演し、「ククルクク・パローマ」の名演奏を聴かせた。この曲は、ウォン・カーウァイ監督の『ブエノスアイレス』(97)にもフィーチャーされている。
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